Java入門season3~メソッドとクラス~続き
やっほー。前回は長々とメソッドの話をしていましたが、今回はその続きを。
今回は真偽値の戻り値についてまとめます。とはいえ、ほとんど前回ということは同じです。
Javaの真偽値の型はbooleanでした。なので、真偽値を返すメソッドを書く時もpublic static boolean (メソッド名)で定義します。前回と同じ感じですね。
trueを返してほしいときの条件をreturnの後に書けば終了です。真偽値はtrue/falseしかないので、trueとなる場合だけ書いておけばあてはまらないときは勝手にfalseになります。
こんな感じ。
整数aが偶数ならtrueと返すメソッドです。returnの後ろは「2で割ると余り0」、つまり偶数であるということが書いてありますね。
さて、いよいよクラスについてです。
ここまではメソッド、つまり処理の分割を行ってきましたが、これでは結局のところ処理の数が多くなった際にはメソッドの大渋滞が起こり可読性は低くなります。そこで「クラスごと分割してしまおう!」という話になります。分割したクラスから呼び出すときには(呼出したいメソッドのあるクラス).(メソッド名)とすればOKです。(呼出したいメソッドのあるクラス)はメソッドの場所を示します。
イメージ的には資料をファイルごとに分類(これらの一つ一つがクラスに該当)して、「どのファイルを参照すればよいのか」(呼出したいメソッドのあるクラスに該当)を書いておくといった感じでしょうかね。参照部分をすべて書くわけにはいきませんよね。もしそんなことをしたら読みにくいことこの上ないファイルになってしまいます。
さて、クラスにはいくつかルールがあり、
・(クラス名).(メソッド名)で呼び出す
・class (クラス名)で定義
・クラス名の頭文字は大文字で、ファイル名はかならず.javaをつけること
いまのところはこれだけです。クラスを分けることで、mainメソッド内には実行したい具体的な値が、それ以外のクラスにはメソッドの定義が入りますので、すっきりしますよね。
次回はライブラリと入力受付についてまとめます。